お花くらぶでは、原種シクラメンの種まきワークショップを開催しました。
原種シクラメンの一種、「シクラメン・ヘデリフォリウム」の種取りをしてよく洗ってから、4号鉢に土を入れて種まきします。種まきの時期としては少々遅いのですが、去年も今頃に種まきして無事に発芽して育っています。ただし遅めにまいているので、発芽までの置き場所は、いつも以上に気を使ってあげてくださいね。本来は6月中に種まきしたほうが安全だと思います。
原種シクラメンは、タネから増やすほうが安全で一般的です。それにタネで増やすと、ヘデリフォリウムは葉の模様が豊富なので、どんな模様が出てくるのか楽しみが増えますよね。
1年目に出てくる葉っぱは、たった1枚だけですが、この葉っぱが間延びしないよう適度な日照と水管理で大切に育てます。成株よりは水が必要ですが、基本的にはシクラメンは水少なめのほうが丈夫に育つと思います。また、この1年目の葉では、葉模様はまだ安定していないように感じます。
初めから実生で育てると、その場の環境に合って育つので丈夫です。ゆっくりじっくり、ご自身の環境に合ったシクラメンを育ててくださいね。