4月も下旬となり、クリスマスローズの花がら摘みの時期となりました。
お花を楽しんだ庭植えのクリスマスローズ。来年もきれいにたくさん咲かせたい場合、この時期までに花がら摘みをするのが最適です。
花後の子房（タネの入っている膨らんだ袋）を付けたままにすると、株の体力が消耗しますので、これも早めに摘み取っておいたほうがいいです。この画像では子房を摘み取ったり取らなかったりしていますが、本来は早めに摘み取るほうが良いです。
切り花にした時には子房もついているほうが、クリスマスローズらしい花姿となって目を惹きます。その辺りはご自身の目的や栽培との按配を考えて作業すると良いと思います。
この時期に花がら摘みをすると、花びら（正確には萼片です）の水分が程よく抜けているため特別な水揚げをしなくても、カットしただけで長期間切り花として楽しめます。花びらもシックな色合いに変化しているので、雰囲気のあるインテリアとしてお部屋に馴染むと思います。
地面から２～３cm上の部分をカットし、ざっと洗ってから大きめの葉は取り除きます。
花がら摘みは、雨の降らない日の午前中に作業してください。できれば２～３日間、晴れの天気予報の日が良いと思います。
